皆様、今日はお忙しいところどうもありがとうございます。弁理士の正林と申します。
現在、東北地方は弁理士の数が非常に少なく、北海道、四国に次いで少ない地域です。私は日本弁理士会の副会長を務めておりますが、これから、地方の知財というものを盛り上げていかなければならないと考えております。
私は現在、東京で事務所を開いていますが、東京は外国人向けにつくられた都市という一面があり、本当の日本というのは地方都市の集まりであり、そういった地方の文化を大切にすることによって、本当の日本というものが見えてくるのではないかと思っています。
日本弁理士会 弁理士会会員の分布状況(2007年12月31日現在)資料より
今日の話というのは、皆さんがいつも持っているもの、その中で本当に価値のあるものは一体何かということで、キーワードは、財産、知財、夢、この3つです。単に商標関係の話だけではなく、財産と知財と夢とが一体どのような関わりがあるかについて話してみたいと思います。