平成19年10月3日 経済産業省特許庁商標課発表データ
地域団体商標の出願数の分布です。東北地方で51件とありますが、北海道の31件、甲信越50件よりも多くあります。圧倒的に多いのは近畿ですね。他の地方は似たり寄ったりです。似たり寄ったりということがどういうことかというと、ちょっと努力すれば上位にいけるということです。関東地方と東北地方とでは17件しか違いません。東京の弁理士数は4千人を超えます。東北地方全部で約30人です。であるにも関わらず、17件しか違わない。各県から3件ずつだせば、あっという間に、関東地方を追い抜いてしまいます。皆さんが気付いていない財産がいくらでもある、地域団体商標は県名に限らない、ということです。そういうことを考えると、非常に面白い戦略が練れるのではないかと思います。