知的財産権の活用による地域活性化セミナー | 第1部 セミナー : 地域団体商標の出願件数

平成19年11月19日 東北農政局にて行われた
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第一部 地域農作物とブランド、商標

地域団体商標の出願件数
地域団体商標の出願件数平成19年10月3日 経済産業省特許庁商標課発表データ 地域ブランドとよくいいますが、商標権になったものを 地域団体商標 といいます。まず、権利化するための出願がどのくらいされているかというと、全国で758件です。多いのか少ないのかですが、特許出願は年間40万件出されています。商標出願は年間13万件出されています。それに対して、地域団体商標の出願758件というのはそんなに多くありません。
 1位はやはりダントツで京都府です。また産品別の出願内訳では、農水産一次産品が多いですね。これは地域に密着しているのですね。県別出願件数を見ると、いうならば、歴史的に意味があるところが多いわけです。なぜ東京が8位なのかというと、江戸時代から500年くらいしか経っていないわけです。それに対して京都府の場合は、東京が23件で、京都が137件ですから、単純に言えば6倍ですね。6倍の歴史があるということです。この出願件数にそのまま表れています。そういったことから商標は古いものが大事、伝統が大事、ということがわかります。