平成19年10月3日 経済産業省特許庁商標課発表データ 地域ブランドとよくいいますが、商標権になったものを
地域団体商標
といいます。まず、権利化するための出願がどのくらいされているかというと、全国で758件です。多いのか少ないのかですが、特許出願は年間40万件出されています。商標出願は年間13万件出されています。それに対して、地域団体商標の出願758件というのはそんなに多くありません。
1位はやはりダントツで京都府です。また産品別の出願内訳では、農水産一次産品が多いですね。これは地域に密着しているのですね。県別出願件数を見ると、いうならば、歴史的に意味があるところが多いわけです。なぜ東京が8位なのかというと、江戸時代から500年くらいしか経っていないわけです。それに対して京都府の場合は、東京が23件で、京都が137件ですから、単純に言えば6倍ですね。6倍の歴史があるということです。この出願件数にそのまま表れています。そういったことから商標は古いものが大事、伝統が大事、ということがわかります。