知的財産権の活用による地域活性化セミナー | 第2部 事例紹介およびパネルディスカッション : だだちゃ豆の特徴

平成19年11月19日 東北農政局にて行われた
「知的財産権の活用による地域活性化セミナー」 紹介ページ

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第2部 事例紹介およびパネルディスカッション

だだちゃ豆の特徴
だだちゃ豆だだちゃ豆  「殿様のだだちゃ豆」などの売り込みをやっています。このだだちゃ豆、先ほど、正林さんのお話にあったように、他の枝豆とは、ちょっと一味が違います。最初に食べたら「えっ」と思うくらいに香りと甘み、それから深みがあります。普段東京の方々が食べていらっしゃる枝豆からみれば、ちょっと違うということです。資料(下記参照)に書いてありますように、いろいろなアミノ酸の組成ですとか、うまみ成分というのが、他の枝豆から比べると群を抜いているというのが立証されております。
 なぜ鶴岡に息づいたのかということは非常に不思議な点ではございますけれども、白山の方々、大泉の方々が、非常に大事によい豆を選抜しながら作ってきた、それが現在に残っているということで、我々にとっては宝物として大切に思っています。


だだちゃ豆の特徴

(資料より)

【その1】
 外見は、さやの表面に茶色のうぶ毛があり、2粒莢中心で豆と豆の間にくびれがあるのが特徴です。
【その2】
 食味の点では、他の品種に比べて糖分が1.5~2倍、遊離アミノ酸が2~8倍と豊富に含まれており、旨み・甘味が格段に違います。また、食味を低下させるタンパク質も少ないのが特徴です。
【その3】
 ゆでた時などの香りが強く、香り米などにも含まれる香気成分を含むことによるものです。